2月22日(土)、鈴鹿東コース(曇→雨)の最悪のコンディションの中、完成したTAITEC-NSXのシェイクダウンが行われた。その一部を紹介します。
 
 

雨のシェイクダウンとなった、現地鈴鹿。にも関わらずの熱気がただよう。このエンジンルーム、全てスーパー耐久の規定でつくられた。製作工場は、昨年のアルテッツアやS2000などでお馴染みのTRACY-SPORTS。そのノウハウを全てつぎ込みました。と、コメントのとうり、マシンは全てにわたり、素晴らしい出来栄えとなる。


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排気系は、最新モデルのS耐モデル、GT009をチョイス。アンダーカバーはTAITEC RrUnderDiffuserPanel。おなじみの実戦部品を装着。これによりダウンフォースを十分稼ぐことができる。


 

そして昨年秋にTAITECからデビューした、このWING。そう、これは02Rスタイルリアウイングである。これは市販されている物にフラップ機構を設け、サーキットに応じたダウンフォースの変化をつけることが出来るパーツでもある。抵抗なく、いかにダウンフォースを得るか。それがTAITECの求めた考えでもある。


ホイールはENKEI。素晴らしく、このTAITEC-NSXにマッチングしたという。結果は上々!である。そして注目のサイドステップであるが、これはGRF SideStep。空力、メンテナンス性、どれをとっても過去に使用したものよりも上である。もちろんエアロパーツは全てにおいて強化された物を使用してるのは言うまでもありません。
 

フロントバンパーはTAITEC GT2000スタイルFtバンパーにカナードA&Bを装着。一昨年から使用されている、スーパー耐久NSXの””でもある。その開口部には、JGTC−NSXにも見受けられる、網をLカットしてゴミなどを除去してラジエターに完璧に空気を入るように考えられた技でもある。ミラーにはCraftSquareのカーボンミラーを装着。これもお馴染みのパーツといえよう。


注目の”足”を見てみようGOLDのシェルケースにはいっているのは、TEINのTAITEC-NSX SPLダンパーである。これは現在開発中のため、非売品。詳しいコメントはなかった。ENKEIのこの発売されているホイールであるが、このNSXのデビューするホイールは新作ホイールを履く予定。生粋のNSXファンであれば、見逃せないパーツであろう。
そして
、TAITEC 02RスタイルWINGのリアから見た写真に注目。厚さ3mmのカーボンを貼り、スライドさせることによって、ここでもダウンフォースを変化させるという。スーパー耐久NSXマシンならではの構造でもある。

 

ボンネットにはこれまたNewアイテムで評価の高いTAITEC02Rスタイルボンネットを装着。もちろん中にはタイプR純正部品のエアアウトレットダクトも装着。これとGT2000バンパーを組み合わせることにより、絶妙なダウンフォースと冷却性能を実現。まさにS耐実戦部品といえよう。

色こそ塗られてないが、鈴鹿サーキットのPITで華やかな姿を披露してくれることだろう。レース屋が本気で作れば、やはり勝利しかないのである。


左の写真、市販されているOPカナードA&B。S耐認定を取るため、基準の寸法で作り直す作業を行う。デザインこそ同じであるが、これもレース規定によるものの産物である。雨の中、シェイクダウンが黙々と行われる。ここで実戦に向けてのデータを収集するのである。目的は、”クラス総合優勝”である。


 

コックピット内には、ノーマルのNSXの部品はごくわずかしか残されていない。S耐の規定は、あくまでも、ノーマルに少しの改造しか許されていない。無駄を省くのも、大事なチューニングの一つでもある。がしかし、仕事をするには良い環境が必要。SparcoのREV2 + Sparcoの35mmフルディープステアリングにTAITEC BOSSKITを装着。本物の部品である。


 
足は先ほど述べたように、TEIN TAITEC-SPLダンパー。熟成を重ね、発売が待たれるところだ。これについて、早ければ3月中にNSX用として発売予定とのこと。走り派には要CK。雨が激しく降る最悪のコンディションの中、予定通りにテストをこなして行くTAITEC-NSX。

開発TEAMコメントとして、以下文章を頂きました。
エンジン、ECU 、ブレ−キの、仕上げを、完成させて、83/BP・ADVAN・NSX さんの、予選タイムを、指針としてこの、レ−ス車のだせる力を、検証していきながら、
開幕戦 4/26,27 に、 準備を、仕上げていきたい。

第1戦 4月 26日(土)〜27日(日)   仙台ハイランドレースウェイ 宮城県仙台市 100Lap(406km)


Driver A Driver B Driver
Name 八木宏之 植田正幸
02'戦歴 2002InterDC5チャンピオン 02年鈴鹿RSチャンピオン

TAITEC RACING TEAM参戦体制

TEAM名 TAITEC RacingTEAM (仮名)
エントラント名 TEAM TracySports (有)トレーシースポーツ
マシン名 DELPHI Loockheed ADVAN NSX (仮名)
A ドライバー 八木宏之選手(2002InterDC5チャンピオン)
B ドライバー 植田正幸選手(昨年の鈴鹿RSチャンピオン)
C ドライバー 予定(十勝24Hスタッフ)参戦調整中
D ドライバー 予定(十勝24Hスタッフ)参戦調整中
メンテナンス TEAM TracySports (有)トレーシースポーツ
レーススタッフ TEAM TracySports (有)トレーシースポーツ
スポンサー
メインスポンサー DELPHI Lockheed
サブスポンサー1 RN corporation
サブスポンサー2 N/A
その他スポンサー N/A
パーツサプライヤー
タイヤ ADVAN YOKOHAMA
ホイール ENKEI
サスペンション TEIN
無線機器一式 N/A
駆動系一式 OS技研
オイル BP
プラグ NGK
ブレーキパッド DELPHI ap Lockheed
デフ、ミッション、オイルクーラー スペア品一式 (株)ジャパン三陽 横浜営業所
CARBING F&Rタワーバー (株)ジャパン三陽 横浜営業所
SPARCO レーシングスーツ一式 La,strada
SPARCOシート、ハーネス、ステアリング TAITEC 株式会社TAITA
SplitFireグランドワイヤー スプリットファイヤージャパン(株)
スーパーダウンレール A2Stage
軽量ミラー (株)クラフトスクエア
冷却関係 BILLION
サイドステップ GRF
レース車両制作費一式 TAITEC 株式会社TAITA
レース車両購入一式 TAITEC 株式会社TAITA
部品代応援 (有)フットステップ
エアロパーツ一式 TAITEC 株式会社TAITA
マフラー一式 TAITEC 株式会社TAITA
広報 GT-ROM http://www.gt-rom.net